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九州工業大学で半導体関連の就職を目指す!学部や生活の魅力を徹底解説

九州工業大学 大学

九州工業大学で半導体関連企業への就職を目指す方必見!

この記事では、おすすめ学部(工学部電気電子工学科電気エネルギー工学コース、情報工学部物理情報工学科電子物理工学コース)での学習内容、就職先実績、偏差値、入試情報、奨学金制度、キャンパスライフの魅力まで、最新情報を詳しく解説します。

就職先には、京セラ、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、東京エレクトロン九州、村田製作所、キヤノンなど、有名な半導体関連企業が名を連ねています。

九州工業大学で充実した学びと未来へのステップを見つけましょう。

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九州工業大学の概要と特徴

九州工業大学、通称「九工大(きゅうこうだい)」は、九州地方の北にある、福岡県北九州市戸畑区に本部を置く国立大学法人です。

1909年(明治42年)開校の私立明治専門学校を起源とし、100年以上の歴史を持つ伝統ある工業大学です。

「技術に堪能(かんのう)なる士君子」の養成を開学以来掲げ、高度な専門知識と豊かな教養、高い倫理観を兼ね備えた人材育成を目指しています。

特筆すべきは、その研究力と産業界との強い連携です。

特に工学分野においては国内トップクラスの研究実績を誇り、企業との共同研究や技術指導も活発に行われています。

他の総合大学と比較して、より専門分野に特化した深い学びと実践的なスキルを習得できる環境が整っており、卒業生の多くが技術者・研究者として国内外の産業界で活躍しています。

キャンパスは、工学部がある「戸畑(とばた)キャンパス」、情報工学部がある「飯塚(いいづか)キャンパス」、生命体工学研究科がある「若松(わかまつ)キャンパス」の3つがあります。

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九州工業大学で半導体関係の就職をするには、どこの学部がお勧め?

半導体関連分野への就職を目指すなら、工学部電気電子工学科電気エネルギー工学コース情報工学部物理情報工学科電子物理工学コースが、お勧めです。

工学部電気電子工学科電気エネルギー工学コース

出典:九州工業大学 工学部 電気電子工学科 電気エネルギー工学コース

半導体を柱にしたデバイス作製プロセスの高度化,新しい機能性材料の開発,パワー半導体の開発と応用を目指す、様々な技術を学ぶことができます。

1,2年生までは、コースの基礎学力の確実な習得を目指すために「電磁気学」,「電子回路」、「半導体デバイス」などの講義科目と、「電気電子工学実験」などの実験科目を学習します。

3年生からは、「電気機器」、「集積回路工学」などの専門性の高い講義を受け、4年生には各研究室で卒業研究に取り組みます。

コースに所属する研究者は、「半導体プロセス」「環境に優しい半導体デバイス材料の開発」「薄膜技術を用いた半導体材料・電子デバイスの開発」など半導体に関係するテーマを、多く扱っています。

卒業生は、京セラ、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、東京エレクトロン九州、村田製作所などの半導体関連企業に就職しています。

このように、工学部電気電子工学科電気エネルギー工学コースでは、電気電子工学に重点を置いたカリキュラムを学習することで、半導体関係の企業へ就職できる可能性が高まります。

参考:九州工業大学 工学部 電気電子工学科 電気エネルギー工学コース

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情報工学部物理情報工学科電子物理工学コース

出典:九州工業大学 情報工学部 物理情報工学科 電子物理工学コース

物理学、エレクトロニクス、情報工学を駆使し、電子材料、光システム、流体制御を中心とした情報化社会で必要とされる新たな技術を学びます。

2年生では、基礎学力の確実な習得を目指すために「物理数学」、「電磁気学」,「量子力学」、「光学・波動」などの講義科目と、「物理情報工学実験」などの実験科目を学習します。

3年生からは、「固体物理学」、「半導体情報工学」、「集積化システム設計」などの専門性の高い講義を受け、4年生には各研究室で卒業研究に取り組みます。

コースに所属する研究者は、「シリコン系新規半導体のエピタキシャル成長と光学特性に関する研究」「酸化物半導体のナノ構造と電子的・工学的物性の制御の研究」「LSIの高い信頼化の研究」など半導体に関係するテーマを、多く扱っています。

卒業生は、京セラ、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、キヤノン、TDK、村田製作所などの半導体関連企業に就職しています。

このように、情報工学部物理情報工学科電子物理工学コースでは、物理学と情報工学に重点を置いたカリキュラムを学習することで、半導体関係の企業へ就職できる可能性が高まります。

参考:九州工業大学 情報工学部 物理情報工学科 電子物理工学コース

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九工大には、全国の半導体関係者が、学びにくる施設がある!

マイクロ化総合技術センターは、半導体の設計から製造・評価まで、一貫して行うことができる施設で、全国でも大変珍しい施設です。

大学内の様々な研究室が、教育や研究で利用することはもちろんのこと、日本の様々な半導体関係のエンジニアが、半導体の一連の工程を、クリーンルームや様々な装置を利用しながら体験できるプログラムを提供しています。

九州工業大学は、日本の半導体関係のエンジニアへの教育でも大きく貢献している大学で、大学と半導体関係企業との繋がりが、強みのひとつ言えるでしょう。

参照:九州工業大学 マイクロ化総合技術センター

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在校生の大学への評価は?

工学部電気電子工学科、情報工学部物理情報工学科いずれの在校生からも、「勉強をやる気の人にはおすすめ」「就職がよい」ことが評価されています。

勉強が好きな人にとってはおすすめの学科
総合的に見て一番難易度が高い学科だと思う。
2年生から3年生前期までずっと忙しいため、単位を落としてしまい留年する人も多々見かける。
その分就職実績は高いので、頑張ればなんとかなるといったかんじ

みんなの大学情報 九州工業大学 工学部電気電子工学科

単位取得が難しいため、勉強意欲が無い人にとっては大変厳しい学科だと思います。就職活動の実績は高く、トヨタなどの有名企業から内定をもらってる学生もいます。

みんなの大学情報 九州工業大学 情報工学部物理情報工学科

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九州工業大学の生活の過ごしやすさは?

工学部があるのは戸畑(とばた)キャンパス、情報工学部があるのは飯塚(いいづか)キャンパスです。

戸畑キャンパス(工学部)

戸畑キャンパスは、北九州市戸畑区に位置し、JR鹿児島本線「九州工大前」駅が最寄りです。

駅からキャンパスまでは徒歩約7分とアクセス良好です。

周辺は比較的落ち着いた住宅街ですが、スーパーやコンビニ、飲食店なども揃っており、生活に不便はありません。

歴史あるレンガの建物が特徴的で、アカデミックな雰囲気が漂います。

大学周辺のアパート家賃相場は、ワンルームで月3万円台後半から4万円台程度が目安です。

学生寮は、「明専寮」(男子限定)、「国際研修館」(1年生は女子のみ、日本人学生と外国人留学生の3名1ユニット)があります。

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飯塚キャンパス(情報工学部)

飯塚キャンパスは、飯塚市に位置し、JR福北ゆたか「新飯塚」駅からスクールバスで約14分です。

また、天神と飯塚キャンパス間で特急バスもあります(平日に飯塚キャンパス行3便と天神行4便・約1時間)。

キャンパス周辺はやや郊外になりますが、自然に囲まれた広大な敷地に近代的な校舎が建ち並び、のびのびとした雰囲気の中で学べます。

周辺のアパート家賃相場は、ワンルームで月3万円台前半から4万円台程度です。

学生寮として「スチューデント・レジデンス」(外国人留学生と日本人学生のルームシェア)があります。

参照:
戸畑キャンパス アクセス
飯塚キャンパス アクセス

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九州工業大学独自の奨学金など制度は?

九州工業大学では、多くの大学と同様に、入学料免除/猶予や授業料免除、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金が利用できます。

また、「九州工業大学基金授業料支援」で、不慮の出来事等によって、通常の授業料免除制度では支援できない学生を支援している例が、令和5年度に工学部で1名います。

参照:
九州工業大学 奨学金
大学ポートレート 九州工業大学 工学部

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おすすめ学科への入学方法は?

最新の情報は、必ず大学公式ページを確認してください。

大学ホームページでも予告されてますが、令和8年度に改組の予定があるため、特に注意が必要です。

工学部電気電子工学科電気エネルギー工学コース

電気電子工学科電気エネルギー工学コースを目指すには「工学3類」(募集人員:144名)を志望する必要があります。

入試区分試験科目人数    備考
総合型選抜(総合Ⅰ)第1段階選抜
・課題解決型記述問題
・適正検査(数・物・英)
・レポート
第2段階選抜
・学びの計画書(事前提出課題)
・グループワーク
・個人面接
7人第一段階選抜は、大阪府にも会場あり
英語は各種スコア利用可
課題解決型記述問題は高校までの算数・数学・理科・情報の内容を含む総合問題1問を解答
レポートは講義動画を視聴して内容要約と入学までの学びの必要性を記述

総合型選抜(総合Ⅱ)第1段階選抜
・調査書、高校入学後の活動に関する記述
第2段階選抜
・共通テスト(国、地歴公民、数学ⅠA、数ⅡBC、物、化、外、情)
・グループワーク
・個人面談(事前に提出する課題解決型記述問題の内容も含む)
4人第2段階選抜は、第1段階選抜の得点は使わない
共テ975点、グループワーク300点、個人面接300点
学校推薦型選抜(推薦Ⅰ)適正検査
・CBT:英語
・口頭試問:数学・物理
主体性等評価(ネット出願時の記載内容&口頭試問)
調査書(評定平均値)
32人学校長推薦
数学理科が特に優秀or評定平均3.8以上
リーダーとしての資質をもつ学生を募集
英語は各種スコア利用可
学校推薦型選抜(推薦Ⅱ)共通テスト(国、地歴公民、数学ⅠA、数ⅡBC、物、化、英、情)
書類審査(主体性等申告書、調査書(評定平均値))
4人工学部のみ
学校長推薦
数学理科が特に優秀or評定平均3.8以上
数Ⅲ履修者
共テと書類審査が、約9:1.5の配点割合
英語は各種スコア利用可
一般選抜(前期日程)共通テスト(国・地歴公民・数学ⅠA、数ⅡBC、物、化、外、情)
個別学力検査(数学、物理、化学)
61人共テと個別検査が、ほぼ1:1の配点割合
英語は各種スコア利用可
一般選抜(後期日程)共通テスト(国・数学ⅠA、数ⅡBC、物、化、外、情)
個別学力検査(数学or物理)
36人共テに地歴公民なし
個別検査が数学or物理の1科目
共テと個別検査が、約7:4の配点割合
英語は各種スコア利用可

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情報工学部物理情報工学科電子物理工学コース

情報工学部物理情報工学科電子物理工学コースを目指すには「情工3類」(募集人員:123名)を志望する必要があります。

入試区分試験科目人数    備考
総合型選抜(総合Ⅰ)第1段階選抜
・課題解決型記述問題
・適正検査(数・物化生から1・英)
・レポート
第2段階選抜
・学びの計画書(事前提出課題)
・グループワーク
・個人面接
8人第一段階選抜は、大阪府にも会場あり
英語は各種スコア利用可
課題解決型記述問題は高校までの算数・数学・理科・情報の内容を含む総合問題1問を解答
レポートは講義動画を視聴して内容要約と入学までの学びの必要性を記述
総合型選抜(総合Ⅱ)第1段階選抜
・調査書、高校入学後の活動に関する記述
第2段階選抜
・共通テスト(国、地歴公民、数学ⅠA、数ⅡBC、物、化、外、情)
・グループワーク
・個人面談(事前に提出する課題解決型記述問題の内容も含む)
4人第2段階選抜は、第1段階選抜の得点は使わない
共テ975点、グループワーク300点、個人面接300点
学校推薦型選抜(推薦Ⅰ)適正検査
・CBT:英語
・口頭試問:数学・物化生から1
主体性等評価(ネット出願時の記載内容&口頭試問)
調査書(評定平均値)
25人学校長推薦
工学部と異なり評定平均値基準・数物が特に優秀・リーダの資質などの条件無し
英語は各種スコア利用可
一般選抜(前期日程)共通テスト(国・地歴公民・数学ⅠA、数ⅡBC、物化生地から2、外、情)
個別学力検査(数学、物化生から1)
68人共テと個別検査が、ほぼ1:1の配点割合
英語は各種スコア利用可
一般選抜(後期日程)共通テスト(国・数学ⅠA、数ⅡBC、物化生地から2、外、情)
個別学力検査(数物化から1)
17人共テに地歴公民なし
個別検査が数学・物理・化学から1科目
共テと個別検査が、約7:4の配点割合
英語は各種スコア利用可

参照:入学者選抜要項

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おすすめコースへの偏差値は?

偏差値は工学3類が45.0~50.0情工3類は47.5~52.5となっています。

共通テストと個別学力検査が、約1対1の得点割合で、共通テストはそこそこの点数を確保しつつ、数学・理科の記述に注力することが必要です。

また、大学公式ページで過去問と出題意図が公開されているので、併せて確認しておきましょう。

参照:
スタディサプリ 九州工業大学 工学部
スタディサプリ 九州工業大学 情報工学部
九州工業大学 過去の入試問題

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おすすめコースへの編入学方法は?

高等専門学校(高専)卒業見込み者等も対象とした、編入学試験があります。

最新の情報は、必ず大学公式ページを確認してください。

工学部電気電子工学科電気エネルギー工学コース

入試区分試験科目人数備考
推薦選抜面接(数学・理科・工学に対する適性等の口頭試問あり)8名(電気電子工学科全体)学校長推薦
在学中の成績上位
一般選抜なしなし

情報工学部物理情報工学科電子物理工学コース

入試区分試験科目人数備考
推薦選抜面接(数学、物理or情報基礎の口頭試問あり)5名(推薦と一般の合計、物理情報工学科全体)学校長推薦
自己申告書を作成
面接前に選抜問題を解答して、その内容に基づく口頭試問を受ける
TOEIC点数を加点
一般選抜面接(数学、物理or情報基礎の口頭試問あり)5名(推薦と一般の合計、物理情報工学科全体)自己申告書を作成
面接前に選抜問題を解答して、その内容に基づく口頭試問を受ける
TOEIC点数を加点

参照:九州工業大学 第3年次編入学生選抜

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まとめ

九州工業大学は、100年以上の歴史を持つ伝統ある工業大学であり、特に工学・情報工学分野において高い研究力と教育レベルを誇ります。

半導体産業は、AI、IoT、自動運転など、これからの社会を支える基幹技術であり、その将来性は非常に明るいと言えます。

九工大の工学部や情報工学部では、半導体デバイス、材料、設計、システム開発など、関連分野を幅広く深く学ぶことができ、実践的なスキルを身につけるためのカリキュラムや充実した研究設備が整っています

大手企業をはじめとする多くの半導体関連企業への高い就職実績と、企業からの厚い信頼は、九工大で学ぶ大きな魅力です。

奨学金制度や就職サポート、落ち着いた学習環境で過ごせるキャンパスライフも、学生生活を充実させる要素となるでしょう。

偏差値や入試科目をしっかり確認し、目標を持って学習に取り組めば、道は拓けます。

九州工業大学で専門知識を深め、日本の、そして世界の半導体産業をリードする技術者・研究者を目指してみませんか?

あなたの挑戦を応援しています!

※本記事は、2025年5月時点の情報を基に作成しています。最新の情報は、大学公式ホームページをご確認ください。

参照:九州工業大学 入試サイト

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