PR

久留米高専(久留米工業高等専門学校)に合格するには?保護者が知っておきたい偏差値・倍率から九州大学編入・筑水寮生活まで徹底解説【2027年最新版】

高専

「うちの子、理数系が得意だけど、普通の高校から大学受験を目指すのが正解なのかな?」

「15歳から本物の技術を身につけさせて、将来どこへ行っても必要とされる力をつけてほしい。」

福岡県・九州地方でそんな思いを抱える保護者の方が、一度は検討するのが久留米高専(久留米工業高等専門学校)です。

偏差値は68前後と、全国51高専の中でトップクラス(いわゆる「高専御三家」の一角)に位置します。

しかし久留米高専の魅力は、単なる「偏差値の高さ」にはとどまりません。

1964年の設立以来、全国の高専で最初に卒業生を輩出したという歴史と伝統を持ちながら、九州大学との連携教育プログラムや令和6年度のSTEAM拠点校採択など、最先端の教育改革にも積極的に取り組んでいます。

元高専職員・半導体業界経験者の視点から、2027年度入試を目指すご家庭が必要な情報をすべて解説します。

この記事でわかること

  • 久留米高専の偏差値・倍率(2027年度最新)
  • 機械・電気電子・制御情報・生物応用化学・材料システムの5学科の特徴と就職・進学への道
  • 推薦・一般入試の合否を分けるポイント
  • 735点満点・数学理科1.5倍傾斜の入試ルールを味方にする方法
  • わが子の合格可能性がわかるシミュレーション表
  • 九州大・熊本大・東工大などへの大学編入ルート
  • 九州大学連携プログラムという「最強の出口戦略」
  • 筑水寮・つつじ寮の費用・生活・サポート体制
  • 「高専 vs 高校+大学」費用の正直な比較
    1. この記事でわかること
  1. 久留米高専とは?基本情報まとめ
  2. 偏差値・倍率:高専御三家の競争率
    1. 偏差値(2027年度入学対象)
    2. 入試倍率(令和7年度)
  3. 学科・コース紹介:久留米高専で学べること
    1. 機械工学科(40名)
    2. 電気電子工学科(40名)
    3. 制御情報工学科(40名)
    4. 生物応用化学科(40名)
    5. 材料システム工学科(40名)
  4. 久留米高専ならではの強み・特色
    1. 高専御三家の実力:全国初の卒業生を輩出した伝統校
    2. 九州大学連携プログラム:高専から九大在籍という新ルート
    3. STEAM拠点校採択(令和6年度):最先端教育への取り組み
  5. 入試制度の詳細:合否を分ける選抜方法
    1. 推薦による選抜
    2. 学力検査による選抜
    3. 受験生・保護者が特に知っておくべきポイント
  6. 735点満点の入試ルールを味方につける
    1. 当日点の戦略:傾斜配点を数値で理解する
    2. 内申点の比率と有効な中学年次
  7. わが子の合格可能性は?久留米高専の合格シミュレーション
  8. 合格に向けて:今すぐ始める準備
  9. 就職・進学実績:久留米高専の進路力
    1. 就職実績(主な就職先・学科別)
  10. 大学編入:九州大学・東工大への共通テストなしルート
    1. 大学編入実績(直近3年間)
  11. 学生寮(筑水寮・つつじ寮)のリアル:費用・生活・サポート
    1. 寮費の月額内訳
  12. 高専 vs 高校+大学:費用の正直な比較
  13. 保護者が安心できるサポート体制
    1. 学習支援
    2. メンタルヘルス・健康支援
    3. 経済的支援(学費・奨学金)
  14. よくある質問(Q&A)
  15. まとめ:わが子の「理系の好き」を最強の武器に変える15歳の選択

久留米高専とは?基本情報まとめ

まずは久留米高専の基本情報を表でまとめます。

正式名称久留米工業高等専門学校
通称久留米高専
所在地福岡県久留米市小森野1-1-1
設立年1964年(昭和39年)
校長南 新平(令和7年4月就任・第12代)
学科機械工学科・電気電子工学科・制御情報工学科・生物応用化学科・材料システム工学科(各40名)
専攻科生産システム工学専攻 / 物質工学専攻
学生寮筑水寮(男子)/ つつじ寮(女子・2012年設立)
特記事項全国の高専で最初に卒業生を輩出(昭和41年3月)
公式サイトhttps://www.kurume-nct.ac.jp/

(出典:久留米工業高等専門学校 公式サイト・公式沿革ページ)

高専とは、中学校卒業後に入学する5年制の高等教育機関です。

普通の高校・大学とは異なり、15歳から専門技術教育をスタートできます。

卒業後の進路は大きく3つ。

就職(高専卒=準学士として大企業に即戦力採用)

大学編入(共通テスト不要で大学3年次に編入)

専攻科進学(高専内の大学院相当の2年課程+九大連携プログラムで九大在籍も可能)

久留米高専の令和6年度進路状況は就職56%・大学編入23%・専攻科18%・その他3%です。

偏差値・倍率:高専御三家の競争率

偏差値(2027年度入学対象)

※偏差値はあくまでも目安です。高専入試は傾斜配点や受験科目が公立高校入試と異なるため、一般的な偏差値指標とは単純に比較できません。

学科偏差値(目安)出典
機械工学科68みんなの高校情報 2026年度版 ※目安
電気電子工学科68みんなの高校情報 2026年度版 ※目安
制御情報工学科68〜69みんなの高校情報・ゴリ高専 ※目安
生物応用化学科68みんなの高校情報 2026年度版 ※目安
材料システム工学科66みんなの高校情報 2026年度版 ※目安

※偏差値は情報提供サイトによって数値が異なります。あくまで目安としてご参照ください。

久留米高専の偏差値は68前後(材料システム工学科は66)。

これは福岡県内の国立高等学校・難関県立高校と同水準です。

ただし、偏差値68の公立高校から一般的な国立大学進学を目指すより、久留米高専で5年間専門技術を磨いてJR東海・三菱重工・九州電力に就職するルートは、コストと時間の両面で非常に優れています。

久留米高専は「高専御三家」と呼ばれる全国トップ3の一つです。残り2校は明石高専(兵庫県)と徳山高専(山口県)。なぜ御三家かというと、単純な偏差値の高さだけでなく「就職先の質・編入実績・専攻科の充実度・地域での信頼度」の総合評価が全国トップレベルだからです。

入試倍率(令和7年度)

学科推薦倍率学力倍率
機械工学科2.00倍1.31倍
電気電子工学科2.38倍0.78倍
制御情報工学科5.13倍2.34倍
生物応用化学科3.50倍0.94倍
材料システム工学科2.13倍0.59倍(穴場)
全体3.03倍1.19倍

(出典:ナレッジスター 久留米高専入試対策ページ ※要確認

倍率の注目ポイントは2つです。

制御情報工学科の推薦は5.13倍と全学科で圧倒的な人気を誇ります。

IT・プログラミング志向のお子さんに人気が集中しています。

一方で材料システム工学科の学力倍率は0.59倍と定員割れ水準。

「入りやすいのに出口が強い」という穴場学科として、戦略的な選択肢になります。

「制御情報工学科でなければITに就職できない」というのは誤解です。電気電子工学科・材料システム工学科の卒業生も富士通・NTTデータなどIT系企業に就職しています。倍率の高い学科にこだわらず、お子さんの強みと卒業後の出口を組み合わせて学科選択することをおすすめします。

偏差値・倍率がわかったら、次は具体的な対策を始めましょう。

高専入試に特化した塾を比較した記事はこちらです。

学科・コース紹介:久留米高専で学べること

機械工学科(40名)

ものづくりの基礎から応用まで幅広く学ぶ学科です。

材料・熱・流体・機械設計を体系的に習得し、JR東海・パナソニック・小松製作所・三菱重工業・本田技研工業・ファナック・東京エレクトロンなどへの就職実績があります。

大学編入では京都大・名古屋大・九州大・筑波大などへの実績があります。

電気電子工学科(40名)

電気・電子の基礎から通信・エネルギーシステムまでを学ぶ学科です。

九州電力・中部電力・関西電力・JR東海・JR西日本・日産自動車・川崎重工業・京セラなどへの就職実績があります。

電力・インフラ・大手製造業への就職を志向するお子さんに向いています。

制御情報工学科(40名)

制御工学・情報工学・システム工学を融合して学ぶ学科です。

プログラミングからロボット制御・AIまで幅広く習得し、NTTデータ・富士通・日立製作所・パナソニック・NEC・ダイキン工業・クボタ・JAL・警察機関など多彩な就職先があります。

推薦倍率5倍超の人気を誇る最難関学科であり、ITを軸に活躍したいお子さんの第一志望として定着しています。

生物応用化学科(40名)

化学・生物・バイオテクノロジーを融合させた学科です。

4年次から「応用化学コース」と「生物化学コース」に分岐し、より専門的な学びが深まります。

中外製薬工業・協和発酵バイオ・資生堂・旭化成・ダイキン工業などへの就職実績があります。

「理系だけど生物・化学が好き」というお子さんにとって、珍しいコースで高専の中では希少な存在です。

材料システム工学科(40名)

金属・セラミックス・高分子などの材料科学を学ぶ学科です。

倍率は低めですが、三菱重工業・神戸製鋼所・日本製鉄・川崎重工業・京セラ・トヨタ自動車九州・旭化成など大手素材・重工業メーカーへの就職実績が豊富です。

「入りやすいのに出口が強い」という、賢い受験生が注目する学科です。

生物応用化学科と材料システム工学科は、理系の中でも「機械・電気・情報」以外の道を選べる貴重な学科です。高専の中に化学・バイオ・材料の専門家を育てる学科があるのは久留米高専の大きな特徴のひとつ。「理数は得意だが機械やプログラミングより化学や物質に興味がある」というお子さんに強くおすすめします。

久留米高専ならではの強み・特色

高専御三家の実力:全国初の卒業生を輩出した伝統校

久留米高専は昭和41年(1966年)3月、全国の高専で最初に卒業生を輩出した歴史を持ちます。

設立から60年以上、卒業生は1万余名を超え、国内外の企業・研究機関で活躍しています。

この圧倒的な歴史と実績の蓄積が、企業からの「久留米高専なら間違いない」という信頼につながっています。

「1966年3月に全国の高専で初めて卒業生を輩出して以来、本校の卒業生は1万余名に及び、国内外において優れた創造的なエンジニア、研究者や社会人として各方面で活躍しています。」

久留米工業高等専門学校(出典:国立高専機構プレスリリース ※要確認・引用元の正確な表現を公式サイトでご確認ください

九州大学連携プログラム:高専から九大在籍という新ルート

久留米高専には、全国の高専の中でも特筆すべき九州大学工学部・九州沖縄9高専連携教育プログラムがあります。

これは専攻科(高専内の大学院相当の2年課程)に進学した学生が、九州大学の学生として在籍しながら学べる画期的なプログラムです。

具体的には以下のようなメリットがあります:

  • 専攻科在学中に「九州大学工学部学生」の身分が得られる
  • 九州大学の設備・講義・指導教員を活用した研究ができる
  • 大学編入試験を経ずに、九大レベルの環境で学ぶルートが開ける
  • 就職・大学院進学において「九大との連携」という強みが加わる

参加しているのは九州・沖縄の9高専で、久留米高専はその中核校のひとつです。

(出典:九州大学工学部・九州沖縄9高専連携教育プログラム公式サイト https://renkei.kyu-kosen-ac.jp/)

この連携プログラムは、他の競合記事ではほとんど紹介されていない久留米高専の「最強の出口戦略」です。大学編入という道だけでなく、専攻科から九大連携という道も視野に入れると、久留米高専卒業後の選択肢は非常に広くなります。

STEAM拠点校採択(令和6年度):最先端教育への取り組み

久留米高専は令和6年度に高専STEAM拠点校に採択されました。

STEAMとは、科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・芸術(Arts)・数学(Mathematics)を融合した最先端の教育アプローチです。

釧路高専・福井高専・鹿児島高専との相互公開講座を実施し、全国の高専をつなぐ教育ネットワークの中核を担っています。

AI・デザイン思考・起業家精神などを取り入れた教育が、5学科すべての学生に広がっています。

入試制度の詳細:合否を分ける選抜方法

推薦による選抜

推薦選抜の出願資格として、中学2・3年の9教科評定合計が77点以上(90点満点)が必要です。

これは平均評定約4.3以上に相当する基準です。

※出願資格の内申点基準は公式入試要項PDFで要確認

推薦選抜では適性検査(数学のみ)・面接・調査書で合否を判定します。

全5学科合計の推薦定員は各学科8名(計40名)です。

学力検査による選抜

学力選抜は総合点735点満点で合否を判定します。

選考項目配点備考
数学150点1.5倍の傾斜配点(原点100点×1.5)
理科150点1.5倍の傾斜配点(原点100点×1.5)
英語100点標準配点
国語100点標準配点
社会100点標準配点
学力検査合計600点
調査書(内申点)135点総合点の約18%
総合計735点

(出典:ナレッジスター・飛高専塾 ※要確認・公式入試要項PDFでの目視確認推奨

受験生・保護者が特に知っておくべきポイント

  • 学力選抜は当日点が総合点の81.6%を占める。当日の試験で勝負が決まる「実力重視型」
  • 数学・理科が1.5倍傾斜のため、数理得意・英語苦手タイプに有利
  • 推薦は内申点77/90以上という出願資格があるため、日々の定期テストも重要
  • 制御情報工学科の推薦は5倍超のため、倍率を踏まえた学科選択戦略が必要
  • 材料システム工学科・電気電子工学科は学力倍率が低く「穴場学科」として注目

入試の仕組みがわかったら、次は具体的な対策を始めましょう。

735点満点の入試ルールを味方につける

当日点の戦略:傾斜配点を数値で理解する

久留米高専の学力選抜では、数学・理科が英語・国語・社会の1.5倍の配点となっています。

これが合否にどう影響するか、具体的な数値で確認しましょう。

科目実際の得点(例)傾斜後の換算点
数学85点/100点127.5点/150点
理科80点/100点120点/150点
英語60点/100点60点/100点
国語65点/100点65点/100点
社会60点/100点60点/100点
学力検査合計350点/500点(70%)432.5点/600点(72%)

英語・社会が低くても、数学・理科の高得点で総合点をカバーできる構造です。

「数理は得意・文系科目が苦手」なタイプのお子さんには、この傾斜配点が大きなアドバンテージになります。

内申点の比率と有効な中学年次

調査書(内申点)は735点中135点(約18.4%)と、当日点重視の構造です。

内申点が多少低くても、当日の試験で挽回しやすい入試といえます。

ただし推薦選抜の出願には中2・3年の評定合計77/90点以上が必要なため、日々の定期テストも疎かにできません。

わが子の合格可能性は?久留米高専の合格シミュレーション

内申点と当日点の組み合わせで、合格の目安を確認しましょう。

内申点の目安当日点の目標(600点換算)合格可能性(参考)アドバイス
中2・3年で85〜90/90点470点以上(78%以上)制御情報も圏内数学・理科で120点以上を目指す
中2・3年で77〜84/90点490点以上(82%以上)機械・電気電子が現実的数学・理科の傾斜を最大限活用
中2・3年で70〜76/90点520点以上(87%以上)材料システムが狙い目数理重点対策で逆転を狙う
中2・3年で70点未満560点以上(93%以上)非常に厳しいまず内申アップか推薦以外での対策を

※上表はあくまで参考目安です。実際の合否判定は総合点・受験者数・当日の難易度により変動します。公式の合格ラインは発表されていません。

合格に向けて:今すぐ始める準備

久留米高専の入試は当日点81.6%・数学理科1.5倍傾斜という構造から、数学・理科の専門的な対策が合否のカギになります。

高専入試に特化した塾・オンライン学習サービスを活用して、効率的に対策を進めましょう。

就職・進学実績:久留米高専の進路力

令和6年度の進路状況:就職56% / 大学編入23% / 専攻科18% / その他3%

就職実績(主な就職先・学科別)

学科主な就職先
機械工学科JR東海・パナソニック・小松製作所・三菱重工業・東京エレクトロン・ファナック・本田技研工業・日本製鉄・デンソー九州
電気電子工学科JR東海・JR西日本・九州電力・中部電力・関西電力・日産自動車・川崎重工業・富士通・京セラ・シャープ
制御情報工学科NTTデータ・富士通・日立製作所・パナソニック・NEC・九州電力・ダイキン工業・クボタ・SUBARU・JAL
生物応用化学科中外製薬工業・協和発酵バイオ・資生堂・旭化成・ダイキン工業
材料システム工学科三菱重工業・神戸製鋼所・日本製鉄・JR西日本・京セラ・トヨタ自動車九州・川崎重工業・旭化成

(出典:久留米高専公式サイト 各学科進路ページ ※要確認

久留米市・福岡県は半導体・化学・食品の工場が集積する九州有数の工業都市です。地元の久留米高専卒業生は地域企業でも非常に高く評価されており、東京・大阪の大手への就職と地元企業での安定した就職の両方を選べる恵まれた環境にあります。

大学編入:九州大学・東工大への共通テストなしルート

高専卒業後、大学3年次への編入(共通テスト不要)が可能です。

大学編入実績(直近3年間)

編入先大学2025年2024年2023年
熊本大学12名10名6名
九州工業大学10名10名7名
九州大学4名7名14名
豊橋技術科学大学3名9名12名
筑波大学3名1名3名
大阪大学2名1名
神戸大学1名1名
東北大学1名1名
東京科学大学(旧東工大)1名
京都大学1名

(出典:みんなの高校情報 進学実績ページ ※要確認・公式サイトでの確認推奨

穴場の編入ルートとして熊本大学・九州工業大学への実績が年間10名以上と非常に安定しているのがポイントです。旧帝大(九州大・大阪大・東北大)や東京科学大への実績もあり、高専から難関国立大学院を目指す道が実質的に開かれています。さらに「専攻科→九大連携プログラム」という第3のルートが久留米高専の独自の強みです。

学生寮(筑水寮・つつじ寮)のリアル:費用・生活・サポート

久留米高専には男子寮「筑水寮」女子寮「つつじ寮」(2012年設立)があります。

項目内容
男子寮筑水寮(ちくすいりょう)
女子寮つつじ寮(2012年設立)
寮生数約180名(男子150名・女子30名・留学生約10名)
居室1〜3年生:2人部屋 / 4年生以上:個室
設備エアコン・インターネット・食堂・オートロック完備

寮費の月額内訳

費用項目月額目安
寄宿料(室料)700円(個室は800円)
寮施設費等約8,000円(8月を除く)
給食費(3食付き)約30,000円
月額合計(目安)約38,700〜39,000円
年間合計(概算)約47万円

(出典:久留米高専公式サイト 費用ページ ※要確認・PDF表形式のため読み取りエラーの可能性あり。オーナーによる目視確認をお願いします

月額約39,000円(食費・室料込み)は、福岡・九州エリアでの一人暮らしより大幅に割安です。

1〜3年生は2人部屋で上級生になると個室というのは高専寮の典型的なパターンです。最初は2人部屋で戸惑う方もいますが、同学年の友人と寮生活を共にすることで「一緒に頑張る仲間」ができやすいという利点があります。4年生以上の個室は集中して勉強・研究に取り組める環境です。

高専 vs 高校+大学:費用の正直な比較

久留米高専を選ぶ最大の経済的メリットは「学費の安さ」です。

進路期間学費目安(概算)就職時期
高専(本科のみ)5年間約120〜130万円20歳
高専(本科+専攻科)7年間約170〜190万円22歳
公立高校+国立大学(理系)7年間約250〜280万円22歳
公立高校+私立大学(理系)7年間約450〜550万円22歳

※上表はあくまで授業料・入学料の概算目安です。教科書代・交通費・寮費等は含まれていません。詳細は各学校の公式情報をご確認ください。

高専本科の5年間で国立大学4年間より安い学費で専門技術を習得し、大企業に就職できます。

また、就学支援金制度・修学支援新制度を活用すれば、さらに実質的な負担を減らすことができます。

保護者が安心できるサポート体制

学習支援

各学科でTA(ティーチングアシスタント)制度・補習制度が整備されており、入学後の専門科目についていけるようサポートがあります。

メンタルヘルス・健康支援

学生相談室・スクールカウンセラーが常駐し、学業・人間関係の悩みを相談できます。

保健室・医務室も完備し、寮生活中の体調管理も安心です。

経済的支援(学費・奨学金)

支援制度内容
高等学校等就学支援金年収910万円未満の世帯に授業料を補助(上限11万8,800円/年)
高専修学支援新制度年収380万円未満の世帯は授業料が実質無料+入学金免除
多子世帯特例(2025年〜)扶養する子が3人以上の場合、所得制限なしで授業料無償化
日本学生支援機構 奨学金第一種(無利子)・第二種(有利子)から選択可能

(出典:文部科学省 高等学校等就学支援金制度・高専修学支援新制度)

よくある質問(Q&A)

「高専御三家」って何ですか?久留米高専がなぜ御三家なのか教えてください。

「高専御三家」は受験業界やネット上で使われる非公式の呼び名で、全国51高専の中で特に偏差値・就職実績・編入実績・伝統などの総合評価が高い3校(明石高専・徳山高専・久留米高専)を指します。久留米高専が御三家とされる理由は「全国初の卒業生輩出という歴史」「JR東海・三菱重工業など名門企業への就職実績」「九大・東工大への編入実績」「九州大学連携プログラムという独自の強み」が組み合わさって、60年以上にわたって業界で高く評価されてきたからです。

制御情報工学科は倍率が5倍超で難しそうです。不合格になった場合、他の学科に回してもらえますか?

「回し合格」制度の有無と条件は公式入試要項で確認が必要です(要確認)。ただし制御情報工学科にこだわり過ぎるより、電気電子工学科や機械工学科でも類似した学びと就職先に進める場合があります。学科選択の際は「倍率の低い学科でも出口は強い」という事実を踏まえた上で、学科の学習内容を重視して選ぶことをおすすめします。

留年するリスクが心配です。実際のところどうでしょうか?

正直に申し上げると、高専全体での留年率は一般の高校より高め(全国平均で年1〜3%程度)です。特に1〜2年生の専門科目への移行期と、4〜5年生の卒業研究期に負荷が高まりやすい傾向があります。ただし久留米高専では補習制度・TAによる学習サポートが整っており、早めに相談することが留年防止の最大の対策です。「勉強が嫌いでも高専に入れれば就職できる」という考えはリスクが高く、学ぶ意欲のあるお子さんに向いた進路です。

九州大学連携プログラムについて、もう少し詳しく教えてください。誰でも利用できますか?

九州大学工学部・九州沖縄9高専連携教育プログラムは、久留米高専の専攻科(本科卒業後の2年課程)に進学した学生を対象とするプログラムです。全員が利用できるわけではなく、専攻科に進学し所定の要件を満たした学生が対象となります。詳細な要件や定員については公式サイト(https://renkei.kyu-kosen-ac.jp/)または久留米高専の学務課にお問い合わせください。

久留米市以外(県外)からでも受験できますか?

もちろんできます。国立高専は全国どの地域からでも出願・受験が可能です。実際に他県から入学して寮生活を送る学生が多くいます。北海道4高専のような複数校同時出願制度は現時点では確認されていませんが、最寄り地受験制度(近くの指定会場での受験)については公式入試要項をご確認ください。

まとめ:わが子の「理系の好き」を最強の武器に変える15歳の選択

久留米高専(久留米工業高等専門学校)について、この記事では以下をお伝えしました。

  • 偏差値68前後と「高専御三家」の一角を占める全国トップクラスの実力校
  • 制御情報工学科は推薦5.13倍の難関。一方材料システム工学科は学力0.59倍の穴場
  • 735点満点・数学理科1.5倍傾斜配点で数理得意なお子さんに有利な入試形式
  • 当日点81.6%重視のため、高専特化塾での数学・理科対策が合否のカギ
  • JR東海・三菱重工業・九州電力・NTTデータなど名門企業への就職実績
  • 熊本大・九工大・九大・東工大への大学編入ルートも安定して開かれている
  • 九州大学連携教育プログラムという他の高専にはない最強の出口戦略
  • 筑水寮・つつじ寮で月額約39,000円(食費込み)の充実した寮生活
  • 高専本科5年間の学費は、国立大学4年間より安い

「理数系が得意」「ものづくりが好き」「全国に通用するエンジニアになりたい」というお子さんにとって、久留米高専は15歳から本物の技術・人脈・実績を手に入れられる最高の環境のひとつです。

合格に向けて今すぐ準備を始めましょう。

※本記事の情報は2026年4月時点のものです。入試制度・費用・倍率などは変更される場合があります。最新情報は必ず久留米工業高等専門学校の公式サイト(https://www.kurume-nct.ac.jp/)でご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました